ふくろうさんです、
かなり攻めたタイトルになっていますが、コピー書き始めた当初から今までずっと大事にしているテンプレートがAIDAです。
AIDAとは、Attention(注目)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Action(行動)の頭文字を取ったものですね。
何かしらの人を動かす目的の文章を書いているときを想像してください。
メール、記事、セールスレターなんでもいいです。
「何から書き始めようかな、、、」
特に文章の全体像やテンプレートなども意識せずに迷いながら頑張ってみた結果、あなたが求めている反応、そしてその先の行動をしてもらえなかった。
あなたもこんな経験があるのではないでしょうか。
会社の上司、気になっているあの人、友人、
思っていた反応が得られなかった。
もちろん、相手が全く興味を持つ可能性がない話だったらしょうがないです。
ただ、相手に何かしらの行動を求めて話している時点で、あなたは「相手にとってメリットがある」と思って話したのではないでしょうか?
もし本当にそうだとすれば、それが相手にとってメリットがない話だったのではなく、
メリットがうまく伝わらなかった
だけです。
相手の頭の中ではあなたが想像しているようなメリットが浮かんでこなかった、想像できなかったということです。
それってお互い損をしていると思うんです。
相手は何かしらのメリットを得られる機会を逃してしまったんですからね。
このテンプレートを使いこなせば、読み手はあなたの言葉に惹きつけられ、欲求をかき立てられ、行動を促されるんです。
もしあなたが「今までそんな経験は一度もない」という場合、今回の記事で話していることは自然にできていると思いますので、確認程度に読んでみてくださいね。
なぜAIDAが重要なのか
それは、人間の心理を巧みに操り、購買行動へと導く強力なツールだからです。
このテンプレートをしっかり理解して、適切に使用することで、あなたの求めている結果を得られる力は飛躍的に成長するでしょう。
AIDA、これらの各要素は、人が購買を決定するまでの心理プロセスを表しているんです。
どれか1つをスキップするだけで相手は行動には至らないと考えてください。
例えば、
川が目の前にあって、反対側に渡りたいとする。
反対側に渡るまでには足の踏み場になる、4つの石があることをイメージしてください。
このどれもが、あなたがジャンプしてギリギリの届く位置にある状態です。
1つでも石がなかったら絶対に渡ることはできない。
AIDAの各ステップはその石1つ1つということです。
どこかを飛ばした瞬間に相手は川の反対側に渡ることを諦めてしまうんです。
つまり、あなたが求めている行動には至らないという結果になります。
それくらい全てのステップをおさえていくことが重要になります。
成功への扉を開く鍵
AIDAを理解することは、ビジネスの成功への近道にもなります。
なぜなら、人の心を動かし、行動を促すことこそが、セールスの本質だからです。
AIDAを完璧に使いこなせば、あなたは他の競争相手から一歩抜き出ることができるでしょう。
もしかしたら他の競争相手は「なんでアイツは特別なことをしていないのに、、、」なんて思うかもしれません。
そう、特別なことではなく自然なんです。
強力なテクニックにもなりますが、あくまで基本というイメージを持ってください。
私は10年以上筋トレをしているのですが、基本が最重要ということは継続すればするほど感じます。
小手先のテクニックはたくさんありますが、結局は昔からずっと伝えられてきたようなベーシックなことがめちゃくちゃ大事なんです。
肩幅の手幅、
肩甲骨の位置の意識、
身体を一直線に、
お腹に力を込めて、
上げ下ろしのテンポをコントロール、
これをしっかりと意識した上でやる「腕立て伏せ」があなたの胸と腕の筋肉を大きく成長させるということです。
ダンベルとかバーベルと使うのは後からでもいいんです。
というか、後からの方がいいです。
これをコピーや文章作成にも当てはめて考えてみてください。
あなたがこの記事に到達するまでにいろんなテクニックをみてきて、興味を持ったのではないでしょうか?
色々なことに興味を持つ探究心は大事です。
本質を見極めていく、自分をさらに進化させていく、その上で探究心ほど大事なものはないですからね。
ただ、小手先のテクニックばかりに惑わされていませんか?
「今までのやり方は通用しない、これからは〜の時代」
「〜テンプレートはもう古い、まだ使っていないんですか?最強〜テンプレート」
「人が行動せずにはいられない悪魔的説得術」
など、強力な見出しだけの小手先のテクニックなど。
本物の基本というものは時代が変わってもそのままです。
スポーツ、武道、筋トレ、ビジネス、
何にでも基本は存在しているのです。
高層ビルを建てるとき、地面にもかなり長い強い土台を作るんです。
ただ目に見えるのは地面から伸びている高いビルの部分だけ。
同じ高さの建物が立っているとしたら、どちらがより安定しているかは土台の強さで決まります。
どんな時代でもどんな状況でも、安定した結果を出すためには土台となる基本が最重要。
テクニックは土台の上に乗っけるものです。
もしテクニックが通用しなかったとしたら、それは土台(基本)が安定していないせいかもしれません。
だからこそ、せっかくこの記事を読んでいるあなたには基本をマスターして欲しいんです。
しかし、注意が必要です。
AIDAを機械的に適用するだけでは不十分です。
真の力を発揮するには、相手の心理を深く理解し、欲求や不安に寄り添うことが重要です。
順番に説明していきますね。
心を掴む「Attention」
Attentionは、文字通り注目を集めることです。
これは、相手に行動をしてもらうための最初の、そして最も重要なステップです。
あなたが相手の関心を引かなければ、その先に進むことはできません。
Attention (注意)を与えるには、
- インパクトのある見出しを使う
- 驚きや好奇心を喚起する事実や統計を提示する
- 読み手の問題や悩みに直接訴えかける
例えば、「あなたの収入を30日で2倍にする方法」という見出しです。
もし見出しの後の本文で、その証拠を提示できるなら強力なAttentionになるでしょう。
興味を深める「Interest」
Interestは、読み手の興味を深め、継続させることです。
Attentionで引きつけた注目を、より具体的な興味へと発展させるステップです。
Interest (興味)を高めるには、
- 問題の詳細や影響を説明する
- 解決策の概要を示す
- 読み手に関連する具体的な事例を提示する
「毎月の収入が2倍になれば、あなたの生活はどう変わるでしょうか?休暇、新しい車、子供の教育…夢が現実になるのです」
今回はAIDAの全体像の把握がメインの記事なので、ざっくりとした例です。
より欲求をかき立てるには、
休暇→次の夏休み
新しい車→新車のプリウス
子供の教育→少し高いと思っていた家の近くの学習塾
など、相手に合わせた具体的な描写を用いるといいですね。
欲求を刺激する「Desire」
Desireは、読み手の欲求を刺激し、商品やサービスを「欲しい」と思わせることです。
単なる興味から、強い願望へと変化させるのがこのステップの目的です。
Desire (欲望)を高めるには、
- 製品やサービスの具体的なベネフィットを説明する
- 感情に訴えかける言葉を使う
- 社会的証明を提示する(他の人々の成功事例など)
「私の収入倍増プログラムを利用した90%の人が、3ヶ月以内に目標を達成しています。あなたも、経済的自由を手に入れる準備はできていますか?」
これはAttentionの部分で補足した「証拠の提示」という部分にもなっていますね。
もちろん言葉だけだと証拠としてはまだまだ弱いのです。
この証拠の重要さは他の記事で解説します。
証拠はかなり重要で、すごいボリュームの内容になってしまうと思いますので、、、
行動を促す「Action」
ついにここまできましたね。
もう少しで相手はあなたの思っている行動へ動き出します。
そう、Actionは最終的に読み手を行動へと導くステップです。
ここまでの流れで築いた興味と欲求を、具体的な行動に変換します。
Action (行動)を促すには、
- 明確で具体的な指示を与える
- 限定オファーや期間限定の特典を提示する
- 行動しないことのデメリットを示唆する
「今すぐ申し込みボタンをクリックしてください。最初の100名様限定で、通常39,800円のコースが50%オフの19,900円でご参加いただけますよ。この特別なご案内は今後人数を増やす予定はございません。」
今動かないと損をすることになる、
100名という限定性、
今後はもうチャンスがない、
など、さまざまなテクニックを組み込んであるオファー(提案)ですね。
ここまでして行動を促すのには理由があります。
なぜかというと、
「人は良いと思っても先おくりにする」
傾向があるからです。
あなたも思い当たることはありませんか?
・ダイエットを決意したものの、「月曜日から始める」と言い続け、結局何ヶ月も経過してしまう
・貯金の必要性を感じながら、「次の給料からしっかり」と言い続け、毎月全額を使い切ってしまう
・英語学習の重要性を感じつつ、「忙しさが落ち着いてから本格的に」と思い、何年経っても始めないままでいる
など。
だからこそ「今すぐ行動しないと!!!」と思わせられるような誘導が必要なのです。
相手のためにそう思わせてあげることが大事というふうに考えてください。
成功への道のり
AIDAは強力なツールですが、それを使いこなすには練習が必要です。
スポーツの経験がある方ならわかると思いますが、嫌っていうほど基礎的な練習やらされますよね。
今考えればとても大事なことだったんだな、と思えますが当時は苦痛で仕方なかったです。
ただ慣れてくると以前にきつかった基礎練習も楽になってくるものです。
それと同じように最初は難しく感じるかもしれませんが、諦めないでください。
継続的な努力と実践こそが、成功への近道です。
そしてAIDAを使う際は、常に相手の立場に立って考えることを忘れないでください。
相手の欲求、不安、希望を理解し、それにあなたが全力で寄り添うことが重要です。
そうすることで、あなたのメッセージはより説得力を増し、効果的になります。
新たなあなたへ
AIDAを習得することは、あなたのビジネスや日々に新たな可能性をもたらしてくれるでしょう。
相手の心を掴み、行動を促す力を手に入れることで、あなたは他の存在から一歩抜き出ることができます。
しかし、AIDAは単なるテクニックではありません。
それは、顧客との深い信頼関係を築くためのツールであり基本です。
常に誠実さを忘れず、相手にとって本当に価値あるものを提供することを心がけてください。